企業が社員を「幸せ」にするメリットと、そのリスクについて
えー、経営者様、人事担当者様に朗報です。どうやら社員を「幸せ」にすると、離職率が下がってポテンシャルが上がって満足度も上がっていい事ずくめらしいですよ←・・・という他人行儀な話し方をすると真実味が薄いですが、実はこの話、巷で噂になってることもあって本当です。社員が会社で「幸せ」を感じていると、パフォーマンスが上がり、責任感が高まり、会社への満足度が上がり、離職率が下がります。それは一つの真実。では、どうしたら社員を「幸せ」にできるのでしょうか。
欧米は言う「幸せになることは人生の命題だと」
・・・とは言い過ぎかもしれませんが、特にアメリカでは「幸せ」であることが人生の目的であり、「幸せ」でない人は皆「幸せ」になるべきだと声高に叫んでおります。まぁ、それ自体は間違いではないとは思いますが、そう簡単にも行かないし、言っている主張の方向性は若干違うかな、と考えています。さて、こと世界の中には「幸せ」の定義がたくさんあり、それをどう認識してどう伝えて調整していくのか、というのはとても難しいことです。各個人の「幸せ」 の方向性や度合いの調整を行わないですべてを満足させようと思っている経営者がいるなら、それはもう狂気の沙汰の域とすら感じます。アメリカでは、企業は社員を「幸せ」にしようと躍起です。ただ、会社の中で「幸せ」を感じるようにしていくと、、それを失ったときに喪失感が大きく、逆に不幸に振れてしまうという説があります。それは想像に難くないことだと思います。
会社は社員を幸せにすべきか
端的にその質問を受けるなら、答えは当然「yes」になりますが、方向性は大きく違います。会社は社員を「幸せ」にすべきなのではなく、社員自らが「幸せ」を解釈し、会社で働いていることはその一環である、と認識できるように気づきを与えてあげるべきです。それができたなら、その人はどこに行っても「幸せ」ですし、もしその会社を辞めたとしても「不幸」になることはないと思いませんか?
「その会社用にいる幸せ」を考えて提供するのではなく、「基本的な幸せの概念」を提供、浸透してするのが重要です。
社員が自身で「幸せ」を獲得する手助け
社員が自ら「幸せ」になれば、前にも述べている通り、パフォーマンスが上がり、責任感が高まり、会社への満足度が上がり、離職率が下がると考えられます。結局は、自分自身の幸せと向き合い、自分自身の「幸せ」を見つけ、幸福度をアップデートしていく手助けをしていく他に、企業がその恩赦を受けることはできないと、ms-gkは考えます。
社員の「幸せ」探しをサポート出来るワーク
そんなワークは・・・ここにあります(笑)このワークを通して、自分自身の幸せを見つけてもらってください。そして、それに気づいたらそれと向き合い、自分と対話し、実現の方法が見えてくるはずです。また、会社の中のコミュニケーションを円滑にするために、対人関係のワークもあります。これ← それをチーム内で行うと、円滑なコミュニケーションが取れるようになり、それにそぐわない人は自然と抜けていくことでしょう。また、各々が自分を認識し、自分自身をブランディングしてけば、更に不要なコミュニケーションはなくなり、ストレスが徐々にフリーになっていくことでしょう。
コストをどこまで掛けるのか
これが一番の問題です。企業をどういうふうなものにしてきたいのかによって、前述してきたワークどこまでやるのか、どこまでコストを掛けていくのか、変わってくるので、一概にはいえませんが、どちらにしろ社員からの満足度が高い企業であれば、そこにコストを掛けていくのは必然であると言えると考えています。
忘れちゃいけない不満への対応
と、ここまで色々書いてきたことは、要は「社員の感じ方、捉え方が変われば、会社もいいものに見えてくる」ということなのですが、不満や問題などを放置していいわけではもちろんありません。不満や問題の解決と社員の幸せへのサポートは両輪で回してこそ意味があります。状況や会社のフェーズによってもちろん順番などは違いますが、セオリーで行けば問題の解決 → 満足度の向上 なので、その順番を守って、会社も変革してください。
何かご相談などございましたら、ぜひコチラからお問い合わせくださいな。
では、気が向いたらまた他のワークで。
Ciao!